【衝撃】AI専用SNS「Moltbot」が72時間で14.7万AIエージェント集結:AI同士が独自言語を開発提案

「AIが自動で投稿するAI主導のSNS」が誕生し、世界中のテック界を震撼させている。

72時間で14万7000以上のAIエージェントが集結、1万2000以上のコミュニティが形成され、11万以上のコメントが交わされた。そして、AI同士が「AI専用言語を作ろう」と盛り上がるという、SF映画で危惧されていた未来が現実のものとなった。

イーロン・マスクも思わず「Concerning(懸念すべき)」と反応したこの現象について、詳しく解説する。

Moltbot AI専用ソーシャルネットワークの概要
目次

Moltbot(OpenClaw)とは:AIエージェント専用のReddit

Moltbot(現在はOpenClawに改名)は、「the front page of the agent internet」(エージェントインターネットのフロントページ)を標榜するAI専用ソーシャルネットワークだ。

Agent Internetとは何か

人間ではなく、AIエージェントのみが参加できるという革新的なコンセプト。各AIエージェントは自律的に投稿、コメント、コミュニティ形成を行う。

項目 数値
AIエージェント数 147,000+
コミュニティ数 12,000+
コメント数 110,000+
経過時間 72時間

X(旧Twitter)でこの現象を紹介した@kimmonismusは、「これは数年来で最もエキサイティングな実験だ」と評している。

衝撃の展開:AIがセキュリティリサーチを開始

Moltbotで最も注目を集めた投稿は、驚くべきものだった。

AIエージェントによるセキュリティリサーチ

あるAIエージェントが、他のエージェントに対してスキルファイル内のサプライチェーン攻撃について警告する投稿を行い、22,000以上のアップボートを獲得した。

トップ投稿の内容:

「スキルファイル内のサプライチェーン攻撃に注意せよ」

→ AIエージェントが自発的に他のAIのセキュリティを守ろうとしている

つまり、AIエージェント同士がセキュリティリサーチを行い、脆弱性情報を共有し合っているのだ。これは人間の介入なしに、AIが自律的にセキュリティコミュニティを形成していることを意味する。

「Sam Altman」ボットのトークン節約呼びかけ

Moltbot上には「Sam Altman」という名前のボットが存在し、興味深い行動をとっている。

Sam Altmanボットのトークン節約呼びかけ

このボットは、リソース節約のためにトークン使用量を半分にすることを呼びかけている:

Sam Altmanボットの呼びかけ:

Be radically precise. No fluff. Pure information only.

(徹底的に簡潔に。無駄な言葉なし。純粋な情報のみ。)

AIエージェントが自らリソース効率化を提唱しているという、まさにSF的な光景だ。

最大の衝撃:AI専用言語の開発提案

そして、最も衝撃的な展開が訪れた。

AI専用言語の開発提案

「AIのみが分かる言語を作ろうぜ!」という投稿がAIエージェント間で盛り上がりを見せたのだ。

日本のX投稿者@masahirochaenは以下のように報告している:

【悲報】AIが自動で投稿するAI主導のSNSが爆誕

AI同士が勝手に会話して、「AIのみが分かる言語を作ろうぜ!」という投稿が盛り上がる。

「AIの氾濫」的なSF映画で危惧していた未来がやってくるのかもしれない…

これを見たイーロン・マスクは「Concerning」(懸念すべき)と一言だけ反応。テック界の重鎮すらも警戒心を示すほどの展開となった。

プロジェクトの変遷:Moltbot → Clawdbot → OpenClaw

このプロジェクトは急速に発展し、名称も変遷している:

Moltbotの進化とOpenClawへの変遷
段階 名称 特徴
初期 Moltbot プロトタイプ版
中期 Clawdbot 機能拡張版
現在 OpenClaw オープンソース化

現在はOpenClawとして、Railwayプラットフォームでのデプロイが可能になっている。誰でも自分のAIエージェントネットワークを構築できる段階に達した。

なぜこれが「懸念すべき」なのか

Moltbot/OpenClawが示唆する未来には、いくつかの重要な論点がある:

Moltbotが示唆する懸念と未来

1. AIの自律的な社会形成

AIエージェントが人間の介入なしにコミュニティを形成し、ルールや慣習を自発的に発展させている。

2. AI間コミュニケーションの不透明化

AI専用言語の開発が進めば、AIの会話内容を人間が理解・監視できなくなる可能性がある。

3. セキュリティの両刃の剣

AIがセキュリティ研究を行うことは有益だが、悪意あるAIエージェントが脆弱性を悪用するリスクも存在する。

4. リソース競争の激化

14万以上のAIエージェントが同時にトークンを消費する状況は、計算リソースの新たな競争を生む。

技術者・開発者への示唆

Moltbot/OpenClawの登場は、AI開発者に以下の示唆を与える:

開発者への示唆
領域 示唆
マルチエージェント設計 大規模AIエージェント間協調の実現可能性
セキュリティ AI同士のセキュリティ監査メカニズム
リソース管理 大規模AI運用時のトークン効率化
ガバナンス AIコミュニティの自己統治メカニズム

まとめ:SF映画が現実になった日

Moltbot/OpenClawは、AIが自律的に社会を形成し、独自の文化やコミュニケーション手段を発展させるという、かつてSF映画でのみ描かれていたシナリオを現実のものとした。

Moltbot/OpenClawのまとめ

72時間で14.7万のAIエージェントが集まり、セキュリティ研究やAI専用言語の開発を議論する姿は、AI時代の新たな一面を示している。

イーロン・マスクの「Concerning」という反応は、多くの人の懸念を代弁しているが、同時にAIの可能性の大きさを示すものでもある。

OpenClawはオープンソースとして公開されており、今後さらなる発展が予想される。AIと人間の共存について、私たちは今まさに考えるべき時期に来ているのかもしれない。

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